タロイモノ

〝ギャグマンガ描き〟白川タロイモのブログ

タロイモとONE PIECE〈番外編〉第1044話を読んで※ネタバレあり【24年前に抱いた感覚と最新話がリンク】

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ONE PIECE最新話「第1044話」で改めて原点に

 

おはようございます。

こんにちはこんばんは。

タロイモです!

 

今回は僕がONE PIECE最新話を読んだ感想と、24年前初めてONE PIECEを読んだときの感覚がリンクして思わず感激して涙したのでそのことについて記事を書きました。

 

※ご注意※

※考察やネタバレの類を含みます。

※本誌の最新話「第1044話」を読んでない人、およびコミック派・アニメ派の人はネタバレを含む内容ですので今後楽しみにしている方は絶対に読まないでください!!

※色々ワードが出てくるので考察が苦手という人もご注意を。

※あくまで個人的感想です

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それではいきましょう!

 

 

以前、【ワンピース愛】タロイモとONE PIECEという記事を以前書きました。僕とワンピとの出会いを書くシリーズですが、第二弾執筆前にいきなり番外編です!

 

第1044話〝解放の戦士〟を読んで

現時点ジャンプでのONE PIECE連載最新話第1044話〝解放の戦士〟を読んで

どうしても書かずにはいられないことがあり記事を書いております!!

※普段当ブログはONE PIECEの感想や考察の類の記事は書いたことがなかったのですが

今回は僕が初めてONE PIECEを読んでのめり込んだ初期の感覚と最新話がリンクしたので興奮しすぎて書いている次第です。

僕とONE PIECEの出会い〜尾田栄一郎先生との対面の話はシリーズで書いてたりします。まだ①のみですが。

www.taroimono.info

 

僕が最初に出会ったのは2巻。(その本屋に1巻が売り切れで無かったので)

その当時、ONE PIECEのコミックスはたしか6巻が最新刊として平積みされてました。

なので約24年前ですね。

 

そこから以前の記事に書きました通り、バギーきっかけで一撃でONE PIECEを愛し、今尚約24年間ハマり続けているワケです。

 

 

※再度ご注意※

ここから最新話の内容が入ってくるのでほんとにアニメ派コミック派は読まない方がいいですよー!!

 

 

 

 

最新話を読み、その中で…

 

 

ヒトヒトの実幻獣種ニカとして能力が覚醒したルフィカイドウを掴んで持ち上げたコマにて

カイドウの目が飛び出して残像のように残っている!!

そのあとカイドウが振り回されてるときも目玉が残像に!!

 

ボロブレスを放たれた覚醒ルフィ

トムとジェリーマスク(94年/アメリカ映画/ジム・キャリー主演で日本でも大ヒット/原作はコミック)よろしく目玉飛び出して顎外れて驚いとる〜!!!

そして地面をゴム化してボロブレスを跳ね返します。ゴムゴムの実改めヒトヒトノ実幻獣種ニカはギア5でおそらく覚醒してますからね。

もうポパイやアラジンのジーニー状態です!!!

なんでもありありだとしたら強すぎる!←たぶんそうではないと思うけどね。

 

トムとジェリーで、ジェリーがとあることからムキムキの力持ちになってトムをやっつける回がありますが、さながらやられているカイドウがトム。ムキムキニカルフィがジェリー。

メトロ・ゴールドウィン・メイヤーのライオンの鳴き声が聴こえてきそうです。

 

まるでカートゥーンのような表現になっている数々のコマを目撃して、思わず涙が出ました。

 

マンガの人物はゴム人間である

涙した理由

それは何故かというと

僕が元々小さい頃からディズニーやトムとジェリーをはじめカートゥーンが大好きなんです。

そしてONE PIECEという漫画を初めて読んだときにONE PIECEから、否

尾田栄一郎から感じたカートゥーン!

特にルフィゴム人間としての表現や、キャラクター全員の表情の豊かさ体の柔らかさがまさにカートゥーンのソレでした(前半の海、バラティエ前後で特にそれを感じた。厨房のシーン最高っ!)

最新話で久しぶりに当時の感覚が蘇りました。

 

そしてONE PIECEは僕のバイブルでもある手塚治虫の「マンガの描き方」の中にあるこちらのページを体現しているようなマンガだなぁと感じたものです。

手塚治虫マンガの描き方より

写真内右のページにも少し映ってると思いますが「マンガの人物はゴム人間のこと」とあります。

 

僕、この本を買ってもらったのがちょうどONE PIECEと出会う少し前だったんですよ。

本格的に漫画家を目指すと決めて、母親が最初に買ってくれた漫画の指南系の本でした。

僕が生まれるより前に出版されている古い本でして、手塚治虫先生の特別ファンというわけでもなかったんですけど、たまたま本屋にあったんです。

漫画の神様と謳われる手塚治虫の本だから間違いないだろうということだった気がします。僕が欲しくておねだりした気がします。

「手塚治虫のマンガの描き方

昔カフェを経営していたとき、NHKロケ番組の取材を受けた際に紹介したほど思い入れのある一冊です。(お店を出していたのがたまたま手塚先生と縁のある地でもあったため)

 

僕が持っているのは漫画全集版でしたが、今は電子書籍で読めるようですね!

手塚治虫のマンガの描き方

手塚治虫のマンガの描き方

Amazon

 

この「手塚治虫のマンガの描き方と同時に買ってもらった「手塚治虫のまんが専科」の二冊はほんとに穴が開くように何度も読みましたね。

手塚治虫のまんが専科

手塚治虫のまんが専科

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「マンガの人物はゴム人間のこと」

自由で憧れましたね〜。

 

僕は筋肉のつき方とか、関節がどうだとか、頭ガチガチで真面目すぎる漫画はどちらかというと苦手なんです。嘘でもかっこいい嘘でもおもろい、そういうの、あると思います!

例えば鳥山明の描く筋肉は嘘っぱちでもめちゃめちゃかっこいいよね。

 

自分は絵が下手だからと思われるかもしれませんがそれ以前から、なんかそういう堅苦しいのが苦手なんですよ。

本の影響も少なからずあるかもですが

漫画って、楽しくてもっと自由なハズだろう?って。

漫画なんだから漫画ならではな嘘をついてナンボだろう。

小学校中学校のときに描いていた漫画はものすごくそういう気持ちが強かったですね。

漫画家を目指して、活動して、年齢を重ねていく中で、まぁ少しは考え方も変わっていきましたが

今でも根本的には同じ気持ちです。

みんな真面目すぎーーって。

 

アタリなんかとらねェよ

この原稿で一番自由な奴が海賊王だ!!!

海賊王ではない

 

ONE PIECEにはカートゥーンイズムがある

僕、手塚漫画関しては全集を何冊か集めたり手塚治虫展とかあれば観に行ったりはするくらいで、あまり詳しくないニワカですので、手塚治虫マニアな人は怒るかもしれませんが

 

手塚治虫

鳥山明

尾田栄一郎

 

漫画に、ディズニーなどのカートゥーンにもあるニオイを持っていると思うんです。

なんかイズムが似てる気がするんですよ。

作風も違うし、作品によっても違うんですけど、根底にある少年心といいますか、子どもの為の漫画、アニメ、絵……エンタメといいますか…

流れているものが似てる気がします。

 

尾田先生(漫画描きである僕の中では昔から本当の意味での先生なので尾田先生と書かせていただきます)が手塚先生「マンガの描き方」を読んでいるかどうかはわかりませんが

構想段階でゴム人間は楽しそうと思ったのは間違いないでしょう!(どこまでかはわかりませんがONE PIECEのような海賊漫画自体は若いときに構想されていたようですので)

小さなバイキングビッケの影響も大きいらしいのですし、尾田先生過去の発言からも子どもが楽めるものが大前提だそうなので、僕はこのまま最後までブレない尾田栄一郎を信じきっております!

 

上記の人たちの描く漫画はとにかく第一印象・見た目はすごく子どもの味方な気がするんですよ。

※手塚先生の変態な部分は抜きにして、です。僕は漫画全集を何冊も知らずに買い漁って既に小学校の頃に衝撃が走ったクチです

 

僕はトムとジェリー

壁にぶつかったらそのまま壁の形にぺちゃんこになる〜みたいな表現。大好きなんです!

 

ONE PIECE最新話ONE PIECEを最初に読んだときに感じたそういうカートゥーン感覚を、そして子どものための漫画である!という部分を久しぶりに宣言されまくったというか、そのイズムを強く感じました。感服しました。

 

 

これまで長年僕は僕なりに勝手に色々と考察してきましたが、まさかニカ「最もふざけた能力」という方向とは思いませんでした。

ドンドットットが鼓動なのは当たりました。

ルフィの人格乗っ取られ説は、尾田栄一郎のルフィ愛を知っているので「ない」と確信してました!(次回以降で違ったりして)

こんなに主人公を主人公として一番かっこよく描いて自らも主人公を愛し続ける作者はそうはいないでしょう。

 

ONE PIECEは群像劇でもありますが、ちゃんと一貫して

ルフィの物語です。

 

それにしても、ニカが楽しくバトルすると、もう敵の描写すら楽しい感じになるんですね!

 

尾田先生。恐れ入りました。

 

上記の理由から

五老星のセリフの時点で次にどんな表現がきても僕が大好きな「漫画」からはブレないと信じておりました。

尾田先生は常に子どもたちのための漫画を描いていると思うので最高の展開だと思いました。

結果僕みたいなおっさんも歓喜しております。

 

初期ONE PIECEに感じたカートゥーンを今回色濃く感じられる演出で嬉しかったぁ〜!

 

とにかく覚醒したルフィ

今後この能力がどういうものなのか、判明するのが楽しみで仕方ありませんね!

 

ちなみにモルディブではゴムノキの精霊のことを「ニカ」というらしいです。

木の精霊ニカ。

クラバウターマンともなにか関係あるのでしょうか?

そして巷で話題になっている「ジョイボーイ」も設定に合致するところがあるので、おそらくONE PIECEにおけるニカのモデルの一つでしょう。

ゴムノキは日本だとガジュマルが沖縄で有名ですよね。

修学旅行のときに実際現地の人の説明が記憶に少しだけ残っています。

沖縄ではガジュマルの精霊の名はキジムナーというらしいです。ニカのように木の精霊

なんかニカに覚醒したルフィの見た目はキジムナーって感じもします。

ネットでキジムナーと調べると可愛いカルガラみたいなキャラクターがたくさん出てきますね。

 

ONE PIECE考察について

ONE PIECEは

話数の語呂合わせやキャラなどの表裏一体

絵や文字からのにおわせやヒント、ミスリード

その他諸々間違いなく尾田先生はさまざまな仕掛けを「やっている」のですが

それらを連載25年でついに大きく順に回収にかかってますよね!

 

漫画を描く身からすればこんなの人間業ではありませんよ。

ほんとに凄まじすぎます!!!!

連載が長かろうと短かろうとこんなのできるわけがない…!

僕の予想では流石にきっとすべてが最初からの構想ではなくて、最初から決まっていたものもあれば、後からうまく入れていってる部分もあるのかなぁとは思いますよ。それでも凄すぎる

 

ONE PIECEはほんとに作品内からだけで考察することは不可能です!

そんな薄い作品じゃあありません

世界各国の神話や人物、ゲームや逸話、昔ばなし、伝説その類の要素がひとつなぎになるし

信じられないほどの伏線と罠張り巡らせて、風呂敷を広げてきたONE PIECE。

雑学も必要です。

ONE PIECE考察系YouTuberで妄想/理想で考察と言ってる人たちの話を稀に聞くと、考察の裏付けがあまりなくてゲンナリしちゃいます。

YouTuberでも、雑学から裏付けてある話は好きです。

あーでもないこーでもないと考えること自体楽しかったりしますよね!

 

考察の裏付けや深さならユデロンさん。

www.youtube.com

いつも唸るような知らない雑学を教えてくれます。※僕は数字遊びを尾田先生はたまにやってはいるけど、そんなに全てにおいてはやっていないと考えております。なので楽しく観させていただいてますがユデロンさんの考察に対して面白いとは思うけど否定的でもあります。

※2022年時点

 

 

ONE PIECEへの愛情ならスーパーカミキカンデの神木さん。

www.youtube.com

ルフィに優しく尾田先生の健全なストーカーとしてその変態性あふれる面白い語りや

目ェ見ろカン十郎他楽しく見させていただいてます。

最新話の黙読?動画も笑いました。

神木さんとはTwitterで前アカウントのときに少しだけお話しさせていただいたことがあります!

僕が昔のアカウントで、某授賞式での僕白川タロイモと尾田先生との対面時のことをツイートしたところ(授賞式のことはまたいずれブログに書くかもです)

ONE PIECEに登場するタロイモ(バルジモアのサイボーグ犬)はおおよそネーム作成のタイミング的にも授賞式での僕の名前がきっかけじゃないか?説を話しかけてくださいました。

理由は僕のペンネームについて尾田先生が笑ってくれたことと

手塚賞準入選の作品が「犬の漫画」だったのですが、尾田先生と最初お話しさせていただいた第一声が「犬の漫画の人?」と僕のことをその人と勘違いされていたことからです。

(そのときに尾田先生の方から僕のペンネームについて「なんでタロイモ??ww」と言われたことは確かです。)

多分無いけど

ほんとに偶然の偶然でそうだったら嬉しいですね〜!!万が一、億が一その場合はバルジモアのタロイモを推しキャラにしなくては…!

 

尾田先生は手塚賞の審査員で、赤塚賞の審査員ではなかったので、僕のマンガを読まれてはいないと思うのですが、ペンネームがウケた?ので光栄です。←ペンネームを変えない理由でもあります

 

話を考察のことに戻しますが

この作品の考察は尽きません。

もっというと考察なんてしなくても面白いのがONE PIECEの最強に良いところですね!!

 

僕が今後楽しみにしているのは

 

スモやん←僕が一番好きなキャラ

クザン

オーロジャクソン号の卵

宝樹アダム

陽樹イブ

樹脂

ジューシー

脂肪

イム

エネル

古代兵器

ポセイドン…しらほし

プルトン…

ウラヌス…

Dの意志

夢の果て

オールブルー

水先星島

ラフテル

 

このあたりについてです。

というかみんな楽しみにしてますよね!

 

そして誰もが気になる

ひとつなぎの大秘宝について…

 

 

無事最終回を迎えるまで尾田先生どうかお元気で!お身体大事に!!!

僕も健康に気をつけて頑張るぞ〜っ!!

 

さいごに

以上、タロイモとONE PIECEシリーズ番外編でしたっ!

 

通常回はまた気が向いたときに書きますね!←うちのブログは全てこのスタンスです。スミマセン

今後はハマっていって小学校〜中学校

最初の映画(ウーナンのやつね)に朝一から並んだり、お台場までメリー号に乗りにいったり、グラバト2地区予選優勝やカードゲームの大会など、そして授賞式で憧れの尾田先生と対面したときの話…などなど

ONE PIECE好きとして愛と思い出を綴りたいと思います。

 

手塚治虫のマンガの描き方

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ONE PIECE。読んでいない方や途中まででやめてしまった方は今ならまだ十分間に合います!ラストに向けて盛り上がりまくりなので

この機会にぜひ一緒にリアルタイムの宴に参加しましょう!!!!

 

 

 

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