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〝ギャグマンガ描き〟白川タロイモのブログ

【見開き単位】1話1ページ→1話2ページ【違い】

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見開き2ページ単位にして思うこと


Twitterで連載中のマンガ「ゴマあぶランド」ですが

今年連載再開を機に

従来1話1ページで描いていたところを

1話2ページに変更しました。

マンガ原稿_イラスト

 

1話1ページについて


1話1ページというのは連載開始前に悩んだ末に挑戦の意味も込めて出した形式でした。

当たり前ですが、メリットもありデメリットもあります。

話の起承転結をコンパクトに抑える能力を身につけられる

狭い一枚の紙の中で話を展開させねばなりません。続きものならともかく、ゴマあぶランドは1話完結もあるマンガです。

 

1ページで1話完結の難しさ


昔やっていた自分のカフェで、マンガ展示&合同誌を制作した時、参加者皆さんに1ページマンガでお願いしたことがあり、自分も1ページの読切を描きました。

参加してくれた皆さんには

続いたり先を想像におまかせスタイルでは無く、きちんと1ページで終わらす難しさと言うのをみなさん体感してもらえたかと思います。

自分も例外ではなく、非常に難易度が高いと感じ、その展示用合同誌のマンガは翌年から3ページ読切に変更しました。

自分のスキル不足なところもありますが、ゴマあぶランドでの1話1ページ単位、特に1話完結で冒険させるというのはある種数ページのショートギャグ読切以上に

ネームで悩む時間がかなり長かったのはいい思い出です。

 

ゴマあぶランドは4コマ形式予定だった


起承転結を大きいコマを用いると非常にせせこましい印象になってしまいそうなところを展開させつつ楽しいマンガを描くと言う半ば自分のレベルアップの為にも試練じみたものでした。これは連載前に構想段階では4コマ形式であった名残ともなっています。


1ページ単位は難しく感じながらもそれ自体を非常に楽しんで描けておりました。

本にして約2巻分(第1巻の厚さでいうと)ほど描いてきました。


その後は彼らをもっと冒険させてやりたい気持ちが勝ってきたので1話2ページ単位で描いていくことにしました。


今まではある種の俺の試練に彼らには付き合ってもらっていた部分があります。

これからは彼らをもっとノビノビ暴れさせてやりたいと思います。

 

又、大容量のコミックス『ゴマあぶランド 1巻』も

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