タロイモノ

〝ギャグマンガ描き〟白川タロイモの漫画ブログ

【画材】Gペンの「G」ってなんぞ!?【ペン先】

Gペン

Gペンの「G」について

僕が過去読んだことのある漫画の描き方本の中に「なぜGペンという名前なのかは謎」という趣旨の文がありました。

確かに、どうして「G」なのかすごく気になる〜!と思いつつ、そのまま放置して10年以上経ってしまいました。

最近ふとまた気になったので、今回はそのGペンのGについて推察も含めて考えてみたり、少し調べてみました。

 

Gペンとは


「Gペン」とは、漫画を描くペン先の一種です。

漫画を描かない人には全く馴染みが無いかもしれません。そういう人は万年筆の先っぽを想像してください。厳密には違いますが大まかにはあれと似たような形です。

Gペンのペン先は、文房具屋さんではあまり見かけませんが、画材屋さんで購入することができます。ペン先をペン軸(別売り)に挿して、ペン先にインクを付けて使用します。

筆圧によって線に強弱が付けられます。その為迫力ある線が引けるという理由から漫画の主線(キャラクターの輪郭等)に使われてきました。筆圧のコントロールによって細い線から太い線まで引けるので、これ一つで効果や背景まで描く人もいるようです。

メーカーによって硬さや描き心地が異なります。

元々は英字を書くための道具でしたが日本では漫画を描くのに適しているということで、漫画を描く主力として今も尚多くの人たちに使われています。

 


由来は諸説あり

GペンのGについて主に以下のような説が唱えられているようです。

 


★Aペン〜ZペンのうちGペンが現在も生産されている説

★日本に輸入した時にGが刻印されていたことから来た説。

★ペンの切り込みの形がGに見えるから説。

★Glus(接着)やGlass(ガラス)といった何かの頭文字説。

 


などなど諸説あるようです。

 

僕もなんとなくですが、切り込みのあるペン先の形状がGに見えることからそれが由来だと思っていました。
うーむ。どの説もそれっぽく思える内容で困りました。

 


AからZまでのペン先

調べている内にペン先に特化して詳しく書かれているブログを発見しました!

著者 はがね ブログ名『ペン先の秘密』

http://pensaki.cocolog-nifty.com/blog/2010/05/post-e3ea.html

 


同ブログ内の別記事にこんなものが!

ついに文だけではなくGペン以外のアルファベットの名がついたペン先の姿を確認できました。

この記事に挙げられているリンク先資料の写真にAからZペンの写真があります。

http://pensaki.cocolog-nifty.com/blog/2012/10/ggaz-982a.html

 

TペンとかJペンとか文章では見かけたことがあったのですが、実際の姿を見ることができたので、感動しました!

この方の記事は文献資料も調べられているようで、内容一つ一つにかなり信ぴょう性があります。

ブログの更新は何年も前に止まってらっしゃるようなのですが、ブログ自体は今も閲覧できるようになっています。はがねさん貴重な資料ありがとうございます!

 


やはり過去にAからZまでアルファベットの名が付いたペン先が存在していて、その中でGペンが残ったという説が濃厚な気がしますね。

 


そしてアルファベットは名前の頭文字や形状ではなく、付けられた品番のようなもの、ということが写真からも想像できます。

 


日本のペン先ブランド

ちなみに日本ではゼブラ・日光・タチカワの三つのペン先ブランドがあります。

Gペンもゼブラ製、日光製、タチカワ製の三種類が販売されています。

 

タチカワさんのサイトには日光よりタチカワの方が硬めとされていますが、他の人はブログでその逆のレビューを書いている人もいました。

全部使ったことのある僕としては、タチカワ>>日光>ゼブラの順に硬い印象がありました。

真逆のレビューが存在することからも、こればかりは自分の感覚なので実際に使って比較した方が良いと思います。


現在は日光のペン先もタチカワが製造しているということですので、実際にペン先を製作しているのはゼブラ社とタチカワ社の二社となっています。

この十何年で漫画が描ける様々なソフトが開発され、初心者にも手に取りやすくなった為、漫画はアナログよりデジタルで描くこと人が多くなった印象です。

しかしまだまだ完全アナログ派の人や僕のように線画まではアナログという人もいますので、これからもペン先の製造を頑張ってほしいなと願っております。


僕はアナログ作業・デジタル作業どちらがどうこう言うつもりは毛頭無く、むしろどちらも使用出来た方が幅が広がって良いという考えです。

ただ、どれだけ漫画ソフトでアナログペンに見える設定にして描いていても(僕も修正はPC上でそういうペン設定で行なっています。)、実際に人間の手で持って描くアナログペン先にしか出せない「味」があるのではないかと思っています。

 

おっと、話が逸れました。すみません。

 

まとめ

真の由来は確定しませんでしたが、Aペン〜ZペンのうちGペンが現在も生産されている説が濃厚でほぼ確定かということで今回は終わりたいと思います。

以上!

Gペンの「G」ってなんぞ!?でした。

 

 

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