ガチ漫画家志望者向け担当の付け方
おはようございます。
こんにちはこんばんは。
タロイモです!
今回はアクセス10000記念(マイペースな更新なのに読んでくださるみなさんありがとうございます)に
久しぶりのガチ漫画家志望者向けの記事でございます。
割と長めです。
過去、漫画の制作に関しては自分で気を付けていることなども含めて「漫画制作」カテゴリーにて書いてたりもしますが
ここまで突っ込んだ記事は初かもしれませんね。
漫画教室などもやっていた自分のお店を閉めてから、漫画関連のこういう内容が久しぶり過ぎるので
初めての方に軽く自己紹介をば。
僕は大昔に赤塚賞佳作をいただき、その後読切デビューをした経験があるマンガ描きです。連載までは行ってません。
これまで店での添削イベントにおいても、あくまでも自分の知る段階までのことをお伝えしてきました。
どんなやつなのか詳しくはプロフィールをご覧下さい。
過去にどういう漫画家志望歴を辿ってきたかは投稿持ち込み体験記(東京持ち込み編の途中まで。執筆中)をご覧ください。
投稿持ち込み体験記①-1 【初めての出張編集部編】 - タロイモノ
過去、投稿や持ち込み活動は何度も行いました。数雑誌で何人かの担当編集さんとやりとりもさせていただいておりました。
念のために名前は伏せますが、週刊少年ジャンプ(集英社)赤塚賞佳作を受賞、その後月刊少年ライバル(講談社/現休刊)の読切対決企画モノでデビューを果たし、数年漫画家として活動しました。(テレビのイラストやラジオのグッズに携わりました)
その後2015年に漫画描きが集まれる場を目指して漫画をコンセプトにしたカフェを開業。(2020年閉店)
そこでマンツーマンの漫画教室「原稿・ネーム添削道場」などを開いていた経験があります。(添削道場に参加してくださった作家さんの中には受賞/デビューされた方や現在もプロで連載されている方もいらっしゃいます。)
お店を畳んだ後、現在は漫画とは違うお仕事をしながら趣味の範囲でサークル:タロイモブックスとして関西コミティアなどに参加。創作同人マンガ活動を続けております。
今回は、そんな自分が
あくまでも経験と体感から述べている個人の感想ですが
持ち込みで担当編集さんが付かない人に向けて何か考え方を変える希望になればいいなぁと思って書いております。
つまり、持ち込みで担当編集さんはどうやったら付くのか?という点で考えてみました。
※僕が持ち込み活動をしていたのはずいぶん昔なので、最近の持ち込み事情と相違点があるかもしれません。あらかじめご了承ください。
※ただし、今でも同じだという部分もあるかもしれないと思い、あくまでも担当編集が付いてない漫画家志望の人向けにこの記事を書いています。少しでも何かの役に立てばこれ幸いです。
耳が痛い話も出てくるかもしれません。
僕自身も割と痛いです。
それでも大丈夫な人は読んでください。
では早速本題に入りましょう。
今回のテーマは先ほども書きましたが
漫画の持ち込み活動において
担当編集が付く人、付かない人についてです。
担当が付きやすい条件
何度も言いますがあくまでも経験と体感から思う個人見解です。
確実に付くというわけではないかもしれません。しかし、今現在担当さんがいない人は次は一度意識して描いてみると一歩前進はすると思います。
ずばり、単刀直入に言います。
下の条件を満たしていない人は担当さんが付きません。
正式には「付きにくい」と思います。
逆に下で述べる条件を満たしている人は
かなりの確率で編集さんが担当になってくれるのではないかな?と思います。
ざっくり大きく考えてみても下記の5つの条件があると考えます。
【担当編集が付く人】
①独りよがりじゃない
②トレンドを掴んでいる上で絵もまぁ描けている
③読みやすい(漫画が上手い)
④圧倒的に画力高い
⑤圧倒的に売れそうな個性
このあたりでしょうか。
この5つのある組み合わせが一定レベルを超えていれば簡単に担当編集さんは付いてくれると考えています。
これは何社も持ち込みをして良かった時と悪かった時もありますが、数人担当さんが付いてデビューまではなんとかいけた経験
そして過去に関西コミティアの出張編集部で意識的に作品を作って名刺をいただけるかどうか自ら実験(この時も実際名刺をもらいました)した結果から考えたものでもあります。
ある組み合わせとは
④⑤はハッキリ言って化物級なので1つでも当てはまれば大丈夫そうですが
他は①+どれかは必須
①は絶対条件です。
つまり、2つ以上当てはまらないといけない気がします。
それぞれもう少し詳しく考えてみました。
①独りよがりじゃない
これはプロの漫画家志望(今回は商業誌志望)の人も、同人作家さんも
全く同じことだと思うのです。
漫画って読んでもらってナンボなところがあると思うので
描いたものは誰かに読んでほしいハズです。
人に読まれるのは恥ずかしいという気持ちもわからくもないのですが、特に持ち込み活動をするレベルの人は読んでもらってナンボだと思います。
極論
これ面白いよね?
という、エゴの塊
それが漫画最初の段階と言っても言い過ぎじゃない気がします。
(自分が楽しければ誰もわからなくていいんだ絶対に他の誰にも読まれなくていいんだ、という考えで同人活動をしてる人は別かもしれませんが、まぁネット上や即売会等の発表する場に作品を公開する作家さんの中に、そのような人はおそらくいないでしょう)
プロは更にそこに「ビジネス」としてお金をいただける需要、パッケージが必要です。
「連載を勝ち取って続けていく」というのは、自分は見ることのできなかった高いレベルでのサービス業という捉え方もできます。
提供したものの味が全然伝わらなければ何の意味もありません。満足度は0です。
この場合、まだ不味くても伝わる方がマシです。
同人誌だって、自分が楽しければいいという面もあるのかもしれませんが、読み手の好みや、読んで中身が「?」だらけでは誰も手に取ってくれない(最後まで飛ばさずページをめくらない)可能性が高いです。
読者に伝わって初めて作家のエゴが完成・提供達成できるのです。
つまり①は同人作家さんでも大いに意識すべき点であり、プロ志望ならば大前提で必須なのです。
面白い面白くない以前に「?」を減らす/「?」を無くす作業が必要です。
小手先のスキルやノウハウを集める前に、まずはどうして伝えたいことが伝わらないのか自分で気付くことが重要だと思います。
どれだけ理解のない人に読んでもらって「よくわからない」という旨のアドバイスを受けても、「伝わらなかったんだな」という事実だけは噛み締めるべきかと思います。※その人に好かれようとする必要はないと思うけど。
「これどういうこと?」「これどうなったの?」
よくわからなかったという趣旨の感想に対して、読後にものすごく必死に説明をする人もいますが
作中で説明ができてない(伝えられていない)以上、ほとんど意味はありません。
伝わらないものはすべて独りよがりです。
僕自身、わざと「?」を生み出す演出以外はあり得ない独りよがりだと思って商業誌の連載漫画家を目指して活動していた時から気を付けてきました。
作者にとってはこんなに面白いのに!
これはこうなってる絵だ!だからここはこうなる展開だ!
そりゃ分かりますよ。生みの親ですから。
作品は我が子だとしても、我が子のことを紹介してあげないと他人は誰も見向きもしないです。
紹介するのはもちろん作者しかいないのです。
読者の理解力が高いと思ったら大間違いです。
何も知らないで何も考えないで読んで楽しい気持ちになれたら最高です。
もっと丁寧に読者に絵や演出で紹介しましょう。おもてなししましょう。
②トレンドを掴んでいる上で絵もまぁ描けている
持ち込みをする雑誌に全く合っていないものを持ち込んでもアドバイスはくれると思いますが、その先の展開は難しいでしょう。
実際、僕も昔持ち込み先の雑誌のことをあまり知らないで持ち込んだ時もありました。
そういう時はほとんどの場合いい結果にはなりませんでした。
その雑誌が愛読書ではない限り、最低でも実際に雑誌を買って一通り読んで、雑誌の「色」を掴むことは大切だと考えます。
持ち込み先の雑誌を開いたことすらないまま持ち込む人も結構いらっしゃると聞いています。
サッカーのルールしか知らないのにボクシングのプロテストを受けるのでしょうか?
万が一光るものがあって、なかなかセンスがあるなぁ!と思わせることができたとしても、「勝つ」のは無理ゲーです。
そんなことをしても勝てるのは一握りである④⑤の化物です。僕たち凡人はまずは自分の憧れる雑誌に行くのが一番です。
コミックしか読まない!という人も、持ち込みに行く雑誌を一度も開きもせずに持ち込むのは
普通に失礼なのでやめましょう。
何故なら漫画家志望にとって持ち込み活動は立派な「営業」だからです。
お仕事をもらえるようになる為のきっかけを作ることができる「営業活動」なのです。
特に若い人には難しいかもしれませんが、すべてを教えてくれる場所ではないということは頭に入れておかねばなりません。お仕事に繋がる活動であり、学校とは違うということです。
最悪形だけでもいいので持ち込む雑誌だけは買って読みましょう。
雑誌の色からあまりにはみ出してなくて、絵もそれなりに上手かったらきっといいことがあると考えます。
絵が上手い=緻密ということではないと思っています。
丁寧にちゃんと描いているか、デッサンはできるのか、などなど。
編集さんは最初の1、2ページ、あるいは表紙で既に第一関門として判断されています。
実際色々な人にそう聞きました。
絵が上手い 画が上手い
色々な要素はあると思いますが、パッと見て「描けている」と判断されることが重要です。
あと、持ち込みをがんばっている古い絵の人は自分も含めてこれまでにも
投稿や持ち込みの際に割と指摘されていると思いますが
すぐに改善はできないので、研究の時間は必要だと思いますね。編集さんの指摘をいただいたときに感じる自分の「なるほどたしかになぁ」「そうだよねぇやっぱり」は
全然足りてません。マジで古いです。
言われちゃう人は自覚、自分が思ってらっしゃるよりも足りてません。
色々な研究と努力が必要です。
(商業誌じゃなくて趣味の人で自分が満足できてそれでいいのであればそのままでもいいのかなぁ…?とは思います。)
③読みやすい(漫画が上手い)
これは②とも被る内容です。
画力=漫画力でもあるハズですので、絵は勿論ですが
単純に漫画が上手い、漫画の魅せ方が上手いというのもポイントが高いと思います。
ポイントは高いだろうけれども、絵が上手いだけでは漫画が上手いとは言えないと思います。
「画力」って単に絵の上手さだけを指すわけではないのです。
①+②が一定レベルを超えていれば担当さんが付きやすいのではないかと個人的には思いますが
①と③だけでは何か少し足りない気がします。
まだ年齢が若い人ならば①と③が出来ていれば、多少絵は荒くても伸び代込みで名刺をいただける可能性はあると思います。※自分の120%、全力で丁寧に描いていることが前提
現に僕は初持ち込みの18歳19歳の当時は絵がダメダメでしたが(今もか)
①+③+若さ+少しの個性で担当が付いたと自分を分析してます。複数の編集さんの講評や雑談を合わせて考えた結果
〈唐突なボケ、被らないアイデア〉と
〈読みやすさとテンポ、カメラワーク〉だけは見ていただいたどの雑誌の編集さんも共通で誉めてくださいましたね。「無茶するね〜」「なんか面白いことを考える力だけはある」などなどのお言葉は出版社も雑誌も違う編集さんに共通して言われたりもしたので、これが自分の武器なのだろうなと噛み締めたことを今でもはっきりと覚えています。
このあたりは体験記でいずれ書くと思います。
赤塚賞審査員の先生方の講評も褒めてくださる部分はそういう点でした。他の点はボロボロでしたが…。
絵も読みやすさの大きな点ではありますが
自分は絵に関して担当さんに「前より良くなった」と言われたのが
受賞作を描いたときくらいでした。当時お世話になっていた担当さんは全く誉めることはない人で、受賞連絡も「こんなのたいしたことではない」とスパルタ系です。僕自身は連絡がきたとき外で飛び跳ねて喜んじゃいましたけどね←この担当さんは自分には合っていた?かも??だったので
線画が良くなってきたと言われたときは素直にうれしかったです
ムチ9アメ1←ほかの人の話を聞く限り、こういう人ばかりではない。むしろレアかと…。
でもめちゃめちゃ感謝しております。
③の話に戻りますが
漫画として読む人が「?」にならないように「間」やテンポ(絵もセリフも)を意識すると自ずと③のみならず①はすぐにクリアできると考えます。
僕がこれまでに添削させてもらった作品も含めて
多くの人が②に意識が行き過ぎるあまり、①や③が条件に達していない気がします。
若い人ならある程度②の一点突破もあるかもしれませんが(とある編集さんのインタビュー文を読んだことも加味して)
画力でいうと、④⑤は一握りの化物級のことなので
みなさんは①②③とバランス良く装備のレベルを上げていく方がいいと思います。
最近はより一層ノウハウを入手しやすく、漫画の参入障壁が低くなっていてるように思います。ツールを使いこなすというのもありみんな絵が上手いので、③だけではかなりのレベルでなければ一点突破は難しい気もします。〈当たり前〉に戻って絵も練習しましょう。
①②③のレベル上げは読切を何本も〈意識しながら描いている内に〉クリアできることだと思ってます。
逆に意識しないまま何本描いても、徐々にはレベルはアップするのかもしれませんが、かなり遠回りになるでしょう。
自分に何が足りないのかは持ち込みに行く度にきっと大なり小なり作品を読んでくれた編集さんから教えてもらえます。
編集さんの言葉の意味を理解しつつ自分なりに解釈して次に反映していかないとスライムしか倒さない人になってしまいます。
何くそ!いまに見とけよ!という根性はいいと思いますが
持ち込みで納得できなくても酷いことを言われたとかではない限り、その場は一旦低姿勢で受け入れときましょう。(別ブースで持ち込みしてる人がなにやら納得できないのか、揉めている声が漏れてきたことがあります。こんなところで揉めても何の意味もないと思います。)
その雑誌を目指す以上、十中八九編集さんの意見が正しいです。※編集さんの当たり外れという点については今回は趣旨違いなので割愛します。
④圧倒的に画力高い⑤圧倒的に売れそうな個性
ちょっとこの2つは僕は語る資格がありませんね。
④は自分は知らない世界な上、そういう人にもまだ出会ったことがないからです。
あっ、でも⑤に限りなく近い人は実際に会って作品を読ませてもらったことがあります。
元々凄かったのですが、僕のやっていた添削道場にも来てくれたことがありまして、なんと現在も漫画連載で活躍されています。
なので世の中にはそれなりの人数確実に存在しているハズです。
天才というやつですね。天才は努力も努力と思わず努力できるから天才なんだと思います。
漫画を描くのは幸せだけどなかなかに大変なことだなぁと思っている僕にはわからない世界です。
でもこれだけは言えます。
長年活躍してるプロの人たちはきっとセンスの上に努力も皆さんの何倍もしているので、④や⑤に当てはまらないタイプの人だったとしても抜きん出ているのだと思います。連載してる方々は漏れなくほんとに凄いなぁと思います。
僕たち凡人は上限があったとしても、苦しみながらでも努力することでレベルを上げていけるのです。
⑤は出そうとしてもそう簡単に出せるものではないので
まだ読切1、2作しか描いていない人は気にしない方がのびのび描けるんじゃないかな?と思います。
気にせずほかでレベルアップしましょう!
描く上で「考えられる」人は強いとは思いますが、その前に強烈な武器が必要ですね。
天性のものや、これまでの経験や、その人自身の中のものが色濃い部分でもあると思いますので、バケモノ級は「自分の圧倒的武器を熟知していて的確に出している」または「考えるよりも出ちゃう」んだと思っております。
なので最初のうちは楽しくなくなっちゃう危険があるので、まずは描きたいものを描きたいように描くべきかも。絵や演出も含めて思ったようにはなかなかいかないものなのでこれが難しい
まとめ
いかがでしたか?
僕はこれを書いていて少々疲れちゃいました。←勝手に書いているのに
何故なら、一定の線はクリアしていたとしても自分にまだまだ足りないことばかりだからです。
偉そうなこと書いといて自分も全然だからです。
僕の添削道場に来てくれていた漫画家志望の人の中で、最初は持ち込みが怖かったから僕のところに相談に来ていたけど、持ち込みをおすすめして、実際勇気を出して担当を付けに何度か東京まで持ち込みに行った人がいました。
絵の練習が苦手なようで、僕もそこを突っ込んでお話ししていたのですがとにかく勢いよく原稿を完成させる力が凄まじい人でして、新作を描いて初持ち込みに挑戦されてました。
その人はその回ではやはり絵のことも言われたそうで、担当は付きませんでしたが
自発的に行く度に見せる新作原稿を描いてました。
原稿を描くのも持ち込みのアポを取って実際に行くのも自発的でした。
絵の上達スピードよりも、この行動力の方が重要だと考えています。
どの角度からでも人物を描けるように(自分の描きたいコマに制限を掛けないように)模写とデッサンを並行していけば素晴らしい持ち込み活動だと思います。
見せるものがないと何も始まりません。
その人が就職するという報告をしに来てくださりその後の活躍を知る前にお店を閉めてしまったのでそこは残念ですが、あの行動力の持ち主です。
きっとお仕事をしながらでも落ち着いたらたまに描いていると思います。がんばって!
他の結果を残している人たちも、共通して原稿を自発的に描いていた人ばかりです。
今回の記事は持ち込みに行っても担当が付かないという人向け(活動をある程度してる人向け)に書いたつもりです。
まだ描きたい描きたいで描いたことがない人は
①〜⑤なんて気にせず好きに描いてみるべきです。
どんなに下手でも自分の現状での120%を出した原稿を描けば持ち込みは怖くありません。
そんなこと言われたって担当が付かないんだ!出来るなら苦労はねぇよ!
とお思いの人もいるかと思いますが
大したスキルがない自分が担当を付ける為に意識していた実体験です。
あと、当時は自分の漫画は面白いんだ!という根拠ない自信によって完全に武装できていました。←ここはある程度痛いやつである方が有利ですね
こんなスキルのない自分でも担当は付きました。
「頑張れば担当は誰でも付く」と誰かは忘れましたが出版社の偉い人がなにかのインタビューで言ってました。
勝負は更にその先へ続きますよ。
最後に
担当さんの付け方とはあまり関係ないですが
持ち込みや投稿活動を既にしている人向けの本を紹介します。
★ネームやコマ割りをレベルアップしたい人向けです。
わかりやすく書いてます。
今回の記事の①③に関連してくる内容でもあります。
★こちらの本は現在中古品しかないようですが
「考える」という点においては実用的です。
奥義「視線誘導」についても書かれております。
※結構難しい内容なので原稿を何作か完成させたことがある人におすすめします。
漫画描きはノウハウコレクター止まりで満足してしまう人が多いと思っていますので
本を読んでも、なにか受講しても、次の自分の原稿に少しでも反映させることを忘れないでほしいなと思います。
原稿を描かないくらいなら
極論、入手しやすい新たなノウハウは不要で、以前の持ち込みで編集さんに言われたことの方をしっかりと考えて次の読切を1本描いてみるということをおすすめします。
今回の記事はガチ漫画家志望者向けとは言いましたが、商業誌志望でも趣味でも
これから始めようと思っている方は、最初全然うまくいかなくても一回最後まで描き切ることが重要です。
ずいぶん長くなってしまいましたが
自分の体験が今がんばっているどこかの誰かにほんの少しでも役に立つならと思い書きました。
質問等ある方はTwitter、問い合わせフォーム、コメントなどでも気軽に声をかけてくださいね。僕がわかる範囲でですがお答えします。
この記事が漫画家志望さんの何かしらの勇気や希望になれば幸いです。
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