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〝ギャグマンガ描き〟白川タロイモのブログ

【漫画家志望】投稿・持ち込み体験記③-1 【初めての東京持ち込み編】

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【漫画家志望】投稿・持ち込み体験記③-1【初めての東京持ち込み編】

  

2007年。

前回のスカウトキャラバンでのなんだか高圧的な喋り方の編集さん(実際はどうだったか記憶はそうなっております)の評価に納得できない僕(井の中の蛙状態)は東京の編集部への初の持ち込みツアーを計画します。

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学校の賞にノミネート

 

 その少し前に

専門学校の進級制作展用(元々持ち込み用に描いたものでもある)の原稿を完成させて提出。

その作品が校内の漫画賞にノミネートされました。

そして毎年行われる進級制作展で学校の人たちや一般来場者たちの前でプレゼンもしました。

プレゼンは[自分の作品をパワーポイントを使い説明していく]という僕としてはなかなか恥ずかしいイベントでした。←ギャグ漫画を拡大したりしながら説明。まさに地獄…!

 


学校で一番になれなきゃプロになんてなれるわけない!

それくらいの意気込みでおりましたが、ノミネート止まりで賞は逃しました。

(ノミネート作の周りがファンタジーやBLばかりの中唯一のギャグということで健闘したと思いたい。)

 

 

 

ただし、クラスメイトだけではなく大人たちにも評価されたということでその作品を持って東京へ行くという持ち込みツアーへの自信には繋がりました。

 

 

 

日帰り持ち込みツアー計画

持ち込みのために更に新作を描きました。

あと、今回は前にスカウトキャラバンで見てもらった原稿と学校の賞にノミネートされた原稿も持っていきます。

というのも、前回のスカウトキャラバンでは最初に名刺をいただけたが休刊する別の雑誌(某月刊誌J)に比べるとあまりにもぞんざいな扱いというか冷酷な話し方をされたものですから

【同じ作品】を【別の人に】見てもらいたい!!

という強い想いがあっての持ち込み企画でもありました。

 


「面白くない」と言われるハズがない!何かの間違いだ!と思える自信作でした←今となってはそうでもないかも

 

 

 

そしてせっかく東京まで行くのだから別の雑誌の編集部への持ち込みもしよう!ということになりました。

持ち込みを考えている漫画家志望さんで愛読している雑誌がない人は、まずは確雑誌を読んでみて好きな漫画が掲載されている雑誌、自分に合いそうな雑誌でもいいかもしれません。掲載を目指す雑誌を決めましょう。

 


一日で数社に持ち込みをするのです。

僕のように地方からの遠征持ち込みだと、これはとても一般的なことです。

 

 

 

その〈日帰り持ち込みツアー〉には前回スカウトキャラバンにも一緒に参加した漫画仲間の友人と行くことになりました。

 

 

 

廻る編集部を決めねばなりません。

そして各編集部に事前に電話してアポを取って時間が重ならないようスケジュールを調整します。

 

 

 

平家よろしくJ以外マンガにあらず!くらいの考えであえて狭く狭く一本の道のみを考えていた僕は少し考えを改めました。

 


漫画家になりたいのだからデビューはどこからでもいい!

というくらいには少しだけ広い視点に切り替えることに成功しました。

そしてようやく第一希望以外の雑誌も選定できました。

 


全部で三つの漫画雑誌編集部に見てもらうことにしました。

 

アポを取る

日帰り持ち込みツアー数週間前。

三雑誌ともちゃんと時間も被らずいい感じにアポも取れました。

僕は心配性のため、アポ取りを早め早めにしすぎなところがありますが、持ち込みに行く人は事前に編集部に持ち込みアポを取りましょう!

 

東京都内に行ったことはなかったのですが、事前に地理関係等も調べて移動時間も計算。

知らない土地なので不安はありましたが準備はバッチリです!

 


当日持ち込みする編集部と見てもらう順は

 


某週刊誌J→某週刊誌YJ→某週刊誌Cに決定しました。

 

◆Jは元々の第一希望。

前回の雪辱を晴らすべくアポ電話をしました。運良く別の編集さんに見てもらえることになりました。※基本的には電話に出た人が見てくれるシステムらしいです。

僕が一番好きな漫画『ONE PIECE』の掲載誌。(この作品への愛は凄まじく、もうその辺の「好き」とは比べ物にならない程のマニアでした。この愛情は後々にとんでもない人物にぶつける機会が・・・!)

そして、ここに載っている多くのギャグ漫画に影響を受けていましたし、この雑誌に自分の漫画が載ることが本当に小さい頃からの夢でした。

 

 

◆YJは当時好きなギャグ漫画が載っていた雑誌。

※ただし愛読していたわけではなく、そんなに雑誌に対しては詳しくありませんでした。当時クラスの誰もが読んでいた超人気作も掲載されていました。

 

 


◆Cは専門学校で僕のことをよくわかってくれている講師の先生に「合っているのではないか」とオススメされました。

雑誌から漂うギャグでもシリアスでも何でもありなニオイは感じられたので僕も興味がありました。

 

 

 

日も時間も決まったぞ…!!!

うおお…!!!!

 

 

 

待っていろ東京!

 

〈③-2につづく〉

 

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